1976-03-05 第77回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
○国務大臣(安倍晋太郎君) これは、いま食糧長官がるる申し述べたんですが、基本的には、いま苦しみを一方的に押しつけるということじゃなくて、米の問題というのはお互いに苦しみながら、米についての、主食としての米の地位を確保していく、食管法を堅持しながら米の地位を確保していくということでありまして、行政の面においても、これは限度数量を打ち出して御要請申し上げるというなかなか苦しい立場にもあるわけでございますが
○国務大臣(安倍晋太郎君) これは、いま食糧長官がるる申し述べたんですが、基本的には、いま苦しみを一方的に押しつけるということじゃなくて、米の問題というのはお互いに苦しみながら、米についての、主食としての米の地位を確保していく、食管法を堅持しながら米の地位を確保していくということでありまして、行政の面においても、これは限度数量を打ち出して御要請申し上げるというなかなか苦しい立場にもあるわけでございますが
むしろ食管法を悪用して、当然上げなければならぬ米価というものを、法律の力で押えてきたというのが、食管法における買い入れ米価形成の経過であるということは、大臣も桧垣食糧長官も、そのころはまだ若かったろうけれども、やはり当時から優秀な官僚の卵であるとするならば、食糧管理法がどういう作用を需給関係に果たしてきたかということは、これはもう論ずるまでもないことじゃないですか。
○戸田菊雄君 ただいま食糧長官も正直に話をされましたように、まさしくこの問題についての見通しは矢山委員のほうが正しかった、こういうことになるだろうと思うのですが、裏を返せば食糧庁の推測というものは全くでたらめだ、問題にならない、こういうことじゃないかと思うのです。そこで、四十二年度関係は終わりたいと思うのでありますが、しからば、この四十三年度はどういう見通しですか、その点をひとつお聞かせ願いたい。
したがって、まず第一点に、ブドウ糖については、当時の食糧長官から公庫の総裁に公文書を出して、明らかに融資の具体的な推薦をしておる。現実には推薦という表現であるが、もう融資命令のような現実になっておる。 これはまあ別といたしまして、それではあとの液状ブドウ糖とデーツをシロップ化したもので製造する果糖に対して、公庫はこれは最初から融資はできない。
いずれにいたしましても、神戸工場をスクラップする以外に七十トンを認めるという理由があるならば、それを食糧長官があっせん書に記載しなかったということは、これは明らかに怠慢のそしりを免れない。これを受けた公庫が、十八トンをスクラップして七十トンをビルドするという大幅な増設案をうのみにしたということも、きわめてこれは軽率である。政府と同じ穴のムジナ的立場でこれは進めておる。
○勝澤委員 政務次官、こんなことで食糧長官が選挙に当選するようじゃ困るのですよ。こういうことで結びついておるようだったら、国民としてはまことにこれは腹が立つわけですから、言いにくいことをひとつ言っておきますけれども……。 次に、消費者米価の問題について前回指摘いたしました。そこで、消費者米価の値上げは、終戦後いつ、何回、値上げを行なってまいりましたか。
○天田勝正君 食糧長官、さっきのお話は大蔵大臣が答弁されましたから、おそらく農林大臣も同様な趣旨だと思います。そこで私は要望しておくのですが、とにかく黒字になるべき海運収入が赤字になっている。こういうことはあなたの管轄以外のことかもしれませんけれども、しかし政府の一員としてはやっぱりそういうことも考慮されて、食糧庁におかれても、いま大臣答弁のごとく推進するように努力してもらいたいと思います。
または別の言葉でいうと、悪い米をより高く売られるということになる、あるいは悪い米を食わされた犠牲を入れると一二%以上だ、こういうことに計算上なりまするが、食糧長官はどうお考えですか。
○川俣分科員 よく食糧長官、そんなことがぬけぬけと言えますね。従来は混合配給をしておるのですよ一等、四等というものを配合して配給しておる、それでは、今長官の言う通り説明すると、今後は混合配給しない、こう理解していいのですか。
○渡辺勘吉君 この菜種の基準価格については、この委員会で二回も食糧長官に質問をしたのですが、きょうはせっかく大臣がお見えですから、大臣にいろいろお伺いいたしたいと思います。 第一は油資源としての菜種を一体国内の菜種としてどういうふうにお認めになっておられるか、その点をまず伺いたいと思います。
家治経理部長、主計局次長は、積極的に大臣並びに食糧長官と折衝してみるということのお答さえ得れば、それ以上具体的なお答えがなくても仕方ないと思うのですが、その点だけを一つお伺いしておきたいと思います。
だから、この最終的な処理をする場合も、実際北海道における大豆の検査の実態がどうなっておるかというような点も、現地の事情等食糧長官や第二部関係では十分わからぬと思う。ですから、総務部の方の実際に検査を行なっておる岡崎さんの関係でも、大豆の三十五年の問題には関心を持って一つ十分の資料を出して間違いのない処理ができるようにぜひ積極的にやってもらいたいと思うのですが、いかがですか。
○椎名国務大臣 今、標準糖価の出し方を私も聞いておったのでありますが、長官の御説明にもあったように、この三十二年の工場経費というものから、現在はどれくらい適正経費が増加されておるかということ、それから現在の砂糖の値段が百二十一円よりも上回っておる、さらに原糖の価格がどうなっておるか、そういったようなとにかく製糖会社に有利な要素が相当にあるので、それで食糧長官が一割程度が適正利潤であると思うというお話
食糧長官にお聞きをしますが、きめた当時よりも原糖の価格は現在何円くらい安くなっておりますか。それから実勢価格は現在百二十一円六十七銭より何円くらい高くなっておりますか、御存じですか。
○田中啓一君 食糧長官にお伺いしたいのですが、三十五年産米の政府の今までの予約は三千九百万石、そこで大体買い入れ数量はおよそどれくらいになる見込みになりますか。つまり、この三十六米穀年度を通じてどれくらいになるか。三十五年産米がどれほど政府の手に集まるかということ。それから、やみ米がどれぐらいになって、農家の自家用消費と思われるものがどれくらいのものになるか。
その点を具体的に、食糧長官もおいでになっておるようですが、どうしようというのですか。何かその話の進め方について別な方法で自信があるのでありますか。価格の問題もありましょうし、将来の問題もありましょうが、現在問題になっておる向こうの言い分はもうはっきりしておるのですから、それにどう対処しようとしておられるのか。
さらに、先日の二月十六日ですか、読売新聞の記事を見ますると、東京のもとの米屋さんの有志が大臣と食糧長官を訪ねまして、どうか配給米の余剰米を自由販売にしてくれ、それでもできない場合にはやみ米販売を黙認してほしいと陳情したということが新聞に出ております。かように、現在の配給制度はもうあってもないような実情になっておるわけです。
○兒玉委員 食糧長官にお伺いしたいと思うのでございますが、この前の委員会でも赤路委員からいろいろと今年度のカンショの問題で質問があったようでございますが、私の出身でございます宮崎県におきましては、大体全体で二万二千町歩、年間の生産約一億二千万貫のカンショの生産県でございますが、特に宮崎県だけでなくて、全国的なカンショの生産県におきまして非常に価格が暴落をいたしておるわけでございます。
○足鹿小委員 公務中ならばいたし方がないと思うのですが、これは、われわれが急に思いついたことですが、前々からこの話はあったのですし、さっき、お昼から二時間以上たっているから、公務もそろそろ終っているんじゃないかと思って、それで特に念を押したのですが、食糧長官、あなたは会ったのですか。
○倉成委員 食糧長官にお尋ねします。 先般の委員会で、澱粉の市況悪化に伴う対策について御要望を申し上げておきましたが、いまだ澱粉の政府買い上げが行われないで、澱粉の市況が非常に停滞している現況でございますが、先般の委員会後政府のとられた処置、それから市況の推移、そういうものについてまずお伺いしたい。
こういうふうな矛盾した法律を何かのこういう際に食糧長官としては考えて、訂正の方法がないのかどうか、私はこの点について一つ食糧長官の御答弁を願いたい。
○東隆君 私は、今お話しになったのは、食糧長官として食管特別会計を超越しておると言われるけれども、しかし、今の政府のもとにおいて私は超越はできないと思うのです。これは言葉だけではないと思うのであります。超越できないのが今の政府の考え方なんでして、超越できないと思うのです。